僕の『読書感想文講座』に来ている子を見ていると、
時折、驚かされてしまうことがあります。

本にズラリ、ギッシリと貼られた付箋!

今までで一番多かった子は、
30枚も貼っていました。

きっと親御さんが
「気になった所に貼りなさい。」
「感動した所に貼りなさい。」
「後で読み返した方が良いと思ったら貼りなさい。」
なんて言ってるんでしょう。

付箋を貼っている子を見ていると、
とても利発そうに見えます。

感じる力があるから、いっぱい貼れちゃうんですね。
気にならず、感動することもなければ、付箋を貼ることも出来ません。

人間の記憶なんて、そんなに長持ちしません。
だから大切な所に付箋を貼るのはとても有効です。
実際、僕は本を読むと付箋だらけになります。
でも、それはブログのネタになったり、
講座のネタになったり、
1つ1つに使い道があるのです。
だから、それでも構わないのです。

ただ、読書感想文となると話は別です。

感動した部分は1つか2つあれば十分です。
保険も含めて3つもあれば十分でしょう。

そもそも、30枚も貼っていたら、
わけが分からなくなります。

そんな子に「何処に感動した?」って質問すると、
決まって答えが返って来ません。
本を取り出し、30枚貼ってある付箋をチェックしだして、
そこに何が書いてあるかを確認し始めます。

付箋を貼ることに意識が行ってしまって、
本の内容が入って来ないんですね。

だから付箋は多くて3枚。

4枚目を貼りたくなったら、
前の3枚の中から、感動度合いの低い部分の付箋を剥がして、
新しく感動した部分に流用します。

読み終わった時には、
感動シーンBEST3が一目瞭然で分かるようになっているんです。

これで記憶は呼び覚まされ、
感想文も書きやすくなります。

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